2020年08月28日

都内の人口が減少・・・地方に住むとローン金利が得をする!?

住まいのお金FP相談室の真崎です。

先日のニュースで、都内の人口が減少したとの報道がありました。

1956年の調査開始以来、6月としては初めて前月比で人口が減少し、5月に突破した1400万人を下回ったとのことです。


都内は交通網が発達しているので移動するのにも便利ですし、ちょっと歩けばコンビニや商業施設があり、生活する上では非常に便利なエリアだと思いますにこにこ

また、一極集中と言われるぐらい人口が多いので、それだけ多様な価値観に触れることもできます。

人口の少ない地方ですと、声の大きい人の意見が通り、コミュニティの方針と違う事を言うには勇気が必要です。

しかし人口が多ければ、それだけコミュニティの数も多く、所属しているコミュニティが嫌であれば、別のグループに参加してみる、という選択も可能です。

ですから、独身の若い方が視野を広げる意味で都内に住むのは良いと思います。

しかし、今の時代、ネット環境があればどこにいても何でも購入できるし、ネット環境があればどこにいても仕事ができる人も多いと思います。

都内の人口が減少・・・地方に住むとローン金利が得をする!?


地方でのマイホームを応援するために、国も後押しをしています。

住宅金融支援機構の提供する、長期固定金利のフラット35には

「子育て支援型」

「地域活性化型」

という2つの制度があります。

これは、住宅金融支援機構と地方公共団体が連携し、一定の条件に該当する方には、当初5年間金利を0.25%優遇してくれるという制度です。

一定の条件は、地方自治体ごとに異なりますが、親世代と同居や近居をする場合や、UターンやIターンで地方にマイホームを購入し、定住する場合などが該当します。

しかもこの制度「フラット35S」の優遇とダブル適用が可能です。

フラット35Sとは、より品質が高い住宅に適用となり、当初10年間若しくは当初5年間、金利を0.25%優遇してくれます。

ということは、ダブル適用を受けられれば、一定期間金利が0.5%も優遇されることとなります。

フラット35の8月の融資実行金利が1.31%(自己資金10%以上・返済期間21年以上)ですから、優遇制度をダブルで受けられれば、金利0.81%(当初期間)で借りられることとなりますにこにこ

しかも、この優遇制度を受けるための原資は「税金」です。

住宅ローン控除で支払った税金の還付を受け、フラット35の優遇制度で税金から金利優遇を受ける。

税金面での優遇は、安全・確実な資産運用とも言えます!!
条件に該当する方は、積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

都内の人口が減少・・・地方に住むとローン金利が得をする!?


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Posted by 住まいのお金FP相談室 at 00:08│Comments(0)住宅ローン
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