５回の住宅ローンを借りたFPが教える１０年後も後悔しないための住宅購入術

住まいのお金ＦＰ相談室の真崎です。

いや～久しぶりにＴＶドラマを堪能しました。
最終回の視聴率が関東地区で３２．７％だった「半沢直樹」です。

サラリーマンが上司に向かってあんなに啖呵を切れるはずも無いのですが、ビシバシ悪事を暴いていくのは見ていて痛快でした。

言葉の力で相手を圧倒する迫力はすごかったですね～
続編を期待してしまいます。




言葉が大切なのは住宅業界も同じです。

住宅業界は

「言った」
「言わない」

と、言葉によるトラブルが多い業界でもあります。

では、なぜそうなるのでしょうか？

住宅会社の営業マンは、対応するお客様に毎回毎回同じような話しをします。

自社の構造がこうでああで、
予算はこうでああで、
建てた方はみんなハッピーです！

と説明して契約を取っていく訳です。

そして、住宅営業の仕事を何年もやっていると、営業マン自身の「こうでああで」の知識が深まっていき、いつの間にか
「これぐらいみんな分かっているよね」
と思い込みがちです。

一方、お客様はというと、多くの方が家づくりは初めての初心者さんです。

これぐらいわかるよね？と勘違いしている営業マンから、

「構造計算は・・・」
「壁倍率は・・・」
「保証料は・・・」

と、こうでああでと説明されても、なんのこっちゃとなってしまいます。

この積み重ねで、

営業マンは「説明したじゃないですか！」

となり、

お客様からすれば「聞いていません！！」

となってしまいます。

そしてもう1つの理由は、マイホームが完成するまでに携わる人間が非常に多い、ということです。

営業マンや現場監督、設計士に始まり、インテリアコーディネーター、大工さん、水道屋さん、ガス屋さん、などなど、非常に多くの人が携わって1軒のマイホームが完成します。

ですから、設計変更や仕様変更を営業マンに伝えても、営業マンから現場監督や設計士など全員への伝達が上手くいかないことがあるのです。

そうすると、

「こんな色で頼んでないよね？」
「キッチンのグレード違くない？」

などとなってしまうのです。

特に社員の入退社が多いような住宅会社ですと、いつまで経ってもチームとしての連携は強くならないので、情報連携・伝達も上手くいかない傾向にあります。


社内での情報共有は住宅会社側で改善してもらうしかありませんが、お客様の理解を深めるためのお手伝いは当社でも可能です。

これはお客様と一緒に住宅会社へ訪問し、営業マンが説明する「こうでああで」をお客様目線で突っ込んで質問していき、お客様の理解が深まるようにお手伝いするものです。

もしマイホームの購入を後悔する結果となれば、自分自身に倍返しとなって返ってきます。同行サービスも是非ご活用ください。




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