住まいのお金FP相談室｜住宅購入相談リアル日記

住まいのお金ＦＰ相談室の真崎です。

以前、恐ろしいほどダメな住宅会社についてブログ記事を書きました。
（記事についてはコチラをご覧ください）

上手い話ばかり言って契約を取り、完成引き渡しも３ヶ月以上延期となった住宅会社です。


そんな住宅会社の対応に大変苦労をしたお客様も、ようやくマイホームが完成し、リビングでくつろいでいたところ、

「」

あることに驚愕したそうです。

そのお客様は、リビングの電気にダウンライトを選択していました。

ダウンライトの設置場所については、住宅会社と綿密に打ち合わせを行い、設計図面を何度も確認したそうですが。。。



フッと天井を見て驚いたのが、あれだけ打ち合わせを行ったにも関わらず、本来あるべき場所にダウンライトが付いていなかったそうです。

「なんじゃこりゃ～」

すぐに担当者を呼んだそうですが、住宅会社はミスを認めつつも、

「ダウンライトは天井に埋め込んで設置しているので、いまさら変更はできません」

との返事。

怒りで爆発したいのをこらえて、

「は？やり直せばいいでしょう？

やり直すんですよね？

やり直すのが当然ですよね？

やり直すまで完成では無いですよね？」

何度「やり直す」という単語を連呼したか分からなかったと言っていました。


「はぁ、工事をやり直すと、その期間リビングが使えませんがいいんですか？」

と住宅会社。

「いいからやり直せ～！！！」

というやり取りがあって、完成引き渡し後に再度工事が始まり、リビングで新築祝いを・・・なんて、とてもできる状況では無い様子。


ダウンライトは、天井に穴を開けて埋め込む照明器具です。



シーリングライトとは異なり、照明器具の出っ張り感が薄れますから、天井がフラットになり、室内がスッキリとおしゃれな印象になるのがメリットです。

更に、お掃除も楽です。

シーリングライトは、照明器具の上にホコリがたまりやすく、それを掃除しようと思えば、イスや脚立に上って掃除をする必要があります。

しかし、ダウンライトはそもそもホコリがたまる部分が無いため、ほぼ掃除が不要です。

そして、ダウンライトはシーリングライトの様に、基本的には広範囲を照らすものではなく、スポットライトの様に狭い範囲を照らす照明器具です。

ですからダイニングテーブルを照らすため、テーブルの上の天井に多めのダウンライトを設置することがあります。

ですが、ここでも注意が必要です。

間取り図作成の際には、ダイニングテーブルを置く場所を決めると思いますが、将来もしテーブルを置く位置を移動したらどうなるでしょうか？

ダイニングテーブルの上の天井にダウンライトを多く設置して、その後テーブルを移動させたからといっても照明器具の移動はできません。

ダイニングテーブルは絶対に動かさないから大丈夫！

というご家庭であれば良いですが、お子様がいる家庭で、子供がリビングで勉強をするためのスペースを確保する必要が出てくることがあり、ダイニングテーブルの置き場所を変更することも考えられます。
（ブログ記事：頭の良い子が育つ家もご覧ください）

照明器具にダウンライトを選択する時には、将来の家族構成や室内環境も考えてその設置場所をよく検討するようにしましょう。

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